(3症例治療デモ&少人数実技指導)日常生活動作再獲得のための運動学習アプローチ
~残存機能を潜在化させない運動療法の工夫~
冨田 昌夫 先生 (藤田保健衛生大学)
 多くの患者が残存能力すら使い切れずに低い動作能力にとどまっている。できないことをやったり、強化したりすることよりも残存能力を引き出し、潜在化させないように、情動・報酬系に働きかけ無自覚に生じる不安や不快、恐怖を軽減し「自分を再構築する」ことを支援する治療がより重要になると考えている。
 何かをしようと意図した時、本能的、情動的に安全に、安心して行動を出来るようにしているのが全ての脊椎動物が使っている誰にでもできるスキル(例えば平衡反応や立ち直り反応などのバランス)である。人は運動にバランスを組み込んで転倒転落せずに移動や粗大な操作をするための基本動作を可能にしている。その基本動作で身の回りの環境に適応して行動できる。基本動作を組み合わせることで日常動作や行為まであらゆる行動を階層的に連携して実現している。
 基本動作と、それを利用して意図的に様々な課題を達成する日常動作を階層的に区別し、別なものとして扱うことの必要性を提案し、治療的運動学習の進め方について皆さんと一緒に考えさせて頂きたい。

【症例デモ】
1症例目
モヤモヤ病から脳卒中を発症した40歳代男性
発症後約2年経過。
ADLは杖、装具を使用し自立。
復職の為、上肢機能の向上を望まれている。

2症例目
脳梗塞左片麻痺を呈した50歳代女性
強皮症による左下肢の短縮があり、日常生活に制限をきたしている。
発症後5年経過。
歩行、日常生活が自由になりたいと望まれている。

3症例目
脳出血により左片麻痺を呈した50歳代男性
発症後2年経過。
職場復帰を目標としている。
開催日 2018年8月11日 10:00 〜 16:00 (受付開始: 9:30 )
2018年8月12日 10:00 〜 16:00 (受付開始: 9:30 )
会場 東京都
江東区文化センター
東京都東京都江東区東陽4丁目11−3
https://www.kcf.or.jp/koto/
一日目は第3研修室、二日目は第1、第2研修室が会場となります。
定員 30 名
価格 25,000 円(税込み)
ポイント 5%  ※ポイントはセミナー受講後に付与します
備考 バスタオル、普通のタオルを各一枚ご持参ください。
申込締切 2018年8月10日 10:00
冨田 昌夫 先生
理学療法士 (藤田保健衛生大学)
【経 歴】
1968年 茨城大学工学部 電子工学科卒業
1975年 国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院 理学療法科 卒業
神奈川リハビリテーション病院勤務
1981年 スイス バレンツ病院 勤務
1986年 神奈川リハビリテーション病院 勤務
2003年 藤田保健衛生大学 衛生学部看護学科 教授
2004年 同 衛生学部リハビリテーション学科 教授
2008年 同 医療科学部リハビリテーション学科 教授
2008年 同 大学院保健学研究科 教授
2012年 同 医療科学部リハビリテーション科、大学院保健学研究科 客員教授
2012年 佛教大学 保健医療技術学部 客員教授
2017年 佛教大学客員教授退官
現在に至る
受付終了しました。ありがとうございました。