セラピストが当然行うべきリスク管理入門
リスク管理下で行う積極的な理学療法とその準備
寄本 恵輔 先生 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)
 100年前、村に1人の医師がいた。怪我をすれば駆けつけ治療をし、風邪を拗らせ、腹を下せば薬を出した。その医師は村じゅうを駆け回り、診察し、出産や臨終に立ち会い、誰からも信頼される人格者であった。その医師は、村人全てを把握しており、村人はその医師と共にいた。
 現在、科学の発展により医療は進歩し、生命予後の延長とより良い暮らしが担保されるようになってきた。それは感染症や外傷が中心であった急性期医療から糖尿病、COPD、腎不全、心不全と慢性医療に変化し、患者が求める要求は価値観の多様性で傲慢となり、医療者への信頼より不満や不安が増している。  
 つまり、医療は複雑化し、慢性疾患患者は増え、医師のみで患者を治療していくことに限界があった。そのため医師以外の専門性が高い医療者がそれを担うため誕生した。看護師、薬剤師、放射線技師、栄養士、ソーシャルワーカー・・・そこにリハビリを専門とするセラピストが存在するようになる。
 慢性疾患に対する複雑化した医療は多専門職種によるチーム医療で担うことが良いとされている。この概念は、超急性期から在宅における生活期医療、看取り医療におけるまで最も科学的根拠のあるものとされている。

 今回、急性期脳血管障害患者のリスク管理下で行う積極的な理学療法を行うために必要な知識や考え方を学ぶ。本講義で用いるDVD は本邦初となるリハビリテーション教育ドラマであり、リアリティあるシミュレーションで急性期医療の緊張感を体感することができる。チーム医療の中で、理学療法士が多職種の相互理解・連携を図り、それぞれの専門性を活かすことで、チーム医療の質が高めていくことが極めて重要であり、そのために疾患の理解や患者の診療記録の共有、リスク管理のための検査データの診かた・画像の解釈について説明し、ディスカッションしていきたい。

<参考資料>
チーム医療の質を高める理学療法士になる<急性期脳梗塞のリスク管理編>、ジャパンライム(http://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd7661).2016)
開催日 2018年6月17日 10:00 〜 16:00 (受付開始: 9:30 )
会場 東京都
機会工具会館
東京都東京都港区芝5-14-15
http://www.k-kaikan.co.jp/access.html
定員 40 名
価格 8,500 円(税込み)
ポイント 5%  ※ポイントはセミナー受講後に付与します
申込締切 2018年6月15日 9:30
寄本 恵輔 先生
理学療法士 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)
2000年国立精神・神経センター国府台病院リハビリテーション科に理学療法士として就職。
2003年3学会認定呼吸療法士取得。


2004年日本糖尿病療養指導士取得。

2006年第60回国立病院医学会塩田賞受賞、臨床福祉専門学校脳神経外科学非常勤講師。

2008年国立国際医療センター国府台病院、リハビリテーション科及び救命科バックアップメンバー兼務。日本救急医学会認定ICLSインストラクター取得、アメリカ心臓協会認定BLS及びACLSプロバイダー取得。

2009年吉野内科・神経内科医院リハビリテーション科科長として就職。難病マンション「つばさハウス」つばさ訪問看護ステーション、鎌ヶ谷総合病院千葉神経難病治療センター難病脳内科兼務。

同年に専門理学療法士(内部障害系、神経系)取得。

2010年介護支援専門員取得、英国 聖クリストファーホスピスClinical Placement Training Program緩和医療(Physiotheraphy)研修終了。

近年、パーキンソン病の運動療法 Lee Silverman Voice Treatment(LSVT) BIG therapist、認定理学療法士(神経筋障害、呼吸、代謝)取得。

2011年より現職である国立精神・神経医療研究センター病院身体リハビリテーション部理学療法主任。

院内活動として、リハビリテーション業務及び呼吸ケアサポートチーム(RST)・緊急時反応チームとして活動。

兼任として、日本神経難病リハビリテーション研究会世話人、東京都理学療法士協会北多摩ブロック世話人、公立昭和病院 非常勤講師、Shanghai Charity Foundation Special Found Caring For Children with rare disease of Duchenne Muscular Dystrophy as the Medical advisor(2013-2015)、カトマンズ盆地における呼吸器疾患患者の早期社会復帰支援に向けての取り組み(2015-2017)―呼吸リハビリテーションの普及―。

早稲田大学大学院 人間科学研究科健康福祉科学研究領域 緩和医療学・臨床死生学過程を卒業し、神経難病の呼吸理学療法、ロボットスーツHAL等、神経難病リハビリテーションの第一人者として活動している。


詳細を読む: http://m.yoooori.webnode.jp/
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