疼痛の神経機構とリハビリテーション戦略
〜慢性疼痛治療のエッセンス〜
前岡 浩 先生 (畿央大学 健康科学部 理学療法学科)
比嘉 竜二 先生 (星晶会 あおい病院)
【セミナー内容】

『午前の部 前岡 浩先生』

痛みは様々な疾患で認められる症状であるが,警告信号としての痛み(急性痛)と病的な痛み(慢性痛)が存在する.痛みを適切に捉えることが難しい理由の一つに,同じ痛みを加えられた場合でも,痛みを知覚する強さは個人により異なることが挙げられる.したがって,痛みの知覚は個人因子を含め様々な要因の影響を大きく受け変化することになる.そのような複雑な痛みに関し,痛みを捉える上での考え方や関与する身体部位について基礎知識の確認および蓄積を含め紹介する.また,臨床現場で問題となる病的な痛みは,解剖学的および機能的に大きな影響と変化を我々に与える.それら病的な痛みの特徴などについても報告を交えながら紹介する.

『午後の部 比嘉 竜二先生』

 臨床で治療家を目指し20年が経ちました。
私は、常に目前の患者に最善の一手を施すことを考え、その結果に執着し、プロとしての責任と義務を果たすことを生き甲斐としてきましたが、本当の意味で治療家が今、成すことに対して強く疑問を感じるようになってきました。
それは、痛みの改善を期待し、ドクターショッピングやいろんな治療院に通ってはいるものの、痛みや苦痛がなかなか改善しないなどのいわゆる「治療難民」と言われる人達が大勢いることをとても痛感しています。
現代社会は、あまりに情報が多すぎるので、人は深く考えずに、つまり、「本質」を見ることが、極めて少ない状況といえます。表面のほんの一部のことで、本質と推定しているのです。
本来の治療家が成すべきことを理解し、正しい知識と技術を身につけ、それを淡々と行うことが治療家としての王道であり、基準となりえます。それに向かって迷わず進むことを一つの道と捉え、実践することが大切です。
本セミナーでは、痛みの本質を理解することで、「治療家が今、成すこと」を知り、最善の結果を出させることに全力を尽くします。
開催日 2017年9月10日 10:00 〜 16:00 (受付開始: 9:30 )
会場 東京都
臨床福祉専門学校
東京都江東区塩浜2-22-10
http://www.rinsho.jp/school/access.php
別館6階の講堂が会場となります。
定員 80 名
価格 8,000 円(税込み)
ポイント 5%  ※ポイントはセミナー受講後に付与します
申込締切 2017年9月10日 15:00
前岡 浩 先生
理学療法士 (畿央大学 健康科学部 理学療法学科)
【講師略歴】

 学歴
2001年3月 行岡リハビリテーション専門学校理学療法学科 卒業
2009年3月 神戸大学大学院医学系研究科博士課程前期課程 修了
2012年3月 神戸大学大学院保健学研究科博士課程後期課程 修了

 職歴
2007年3月 医療法人それいゆ会 こだま病院 リハビリテーション科
2007年4月 畿央大学健康科学部理学療法学科 助手
2009年4月 畿央大学健康科学部理学療法学科 助教
2016年4月 畿央大学健康科学部理学療法学科 准教授
比嘉 竜二 先生
理学療法士 (星晶会 あおい病院)
【講師略歴】
 スポーツトレーナーを経て、平成6年より理学療法士として総合病院勤務。その後、回リハ病院、整形クリニックなど様々な病院勤務という長い臨床経験の中、「痛みを取る治療」及び「麻痺の改善」を専門とし、20年以上もの間、常に臨床で患者治療を継続しながら、日々の臨床に取り組む一方、その臨床技術の普及にも精力的に取り組んでいる。