【講義】Pusher現象を中心とした高次脳機能障害に対するリハビリテーション
臨床現場でよく遭遇するPusher現象と半側空間無視を神経科学の知見から紐解きます!
阿部 浩明 先生 (広南病院)
【セミナー内容】
本セミナーではpusher現象の定義、評価、疫学、予後、病巣(画像所見)、治療について、また、半側空間無視の病巣と症状との関係性について概説いたします。

-pusher現象について-
脳損傷後のpusher現象は、多くのセラピストが経験する、理解しがたく、最も対応に難渋する現象の一つでしょう。この現象を有する症例を専門家がみれば、一瞬で“他の症例とは何か違う”事に気がつくでしょう。しかし、それがどのような背景により出現しているのか、また、どのように対処すべきなのか、はっきりと説明できる方は多くないかもしれません。
この現象は1985年に初めて報告され、4半世紀以上経過しましたが、未だに明確な答えの出ていない現象です。しかし、2000年以降、この現象を科学的に追及する動きが急速に加速して、この現象を解明しようとする多くの研究が報告され、これまでわからなかった背景が少しずつ明らかになってきました。本セミナーではpusher現象について、1980年代の研究から先端研究までを概観し、現時点で考えられるこの現象を改善するためのアプローチについて紹介します。

-半側空間無視について-
半側空間無視の病巣について先行研究を紹介して、半側空間無視の特徴と病巣との関連について紹介します。

【講師著書一覧】
 高次脳機能障害に対する理学療法 
 脳卒中片麻痺者に対する 歩行リハビリテーション
 日本を代表するセラピストが伝えるフラッグシップテキスト 極める! 脳卒中リハビリテーション 必須スキル
 分担執筆 阿部浩明 福井勉ら編集 理学療法MOOK17 理学療法技術の再検証 科学的技術の確立に向けて
 分担執筆 阿部浩明 市橋則明編集 運動療法学 第二版 
 編集協力・分担執筆 阿部浩明 吉尾雅春、森岡周著 標準理学療法学 神経理学療法学
 分担執筆 阿部浩明 脳卒中理学療法の理論と技術 原寛美、吉尾雅春編集
 分担執筆 阿部浩明 15レクチャーシリーズ神経理学療法学Ⅰ 石川朗監修、大畑光司・玉木彰責任編集                

【受賞歴】
 平成20年5月 第43回日本理学療法学術大会大会長賞
 平成21年7月 第18回日本意識障害学会会長賞
 平成24年3月 第33回中村隆賞(東北脳血管障害研究会医学奨励賞)
 平成25年5月 第48回日本理学療法学術大会最優秀賞

【タイムテーブル】
 午前:pusher現象
 午後:pusher現象 半側空間無視
開催日 2017年9月10日 10:00 〜 16:00 (受付開始: 9:45 )
会場 大阪府
エルおおさか
大阪府大阪市中央区北浜東3-14
http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
大会議室
定員 60 名
価格 8,000 円(税込み)
ポイント 5%  ※ポイントはセミナー受講後に付与します
備考 ・講義中心のセミナーとなります。
申込締切 2017年9月8日 15:00
阿部 浩明 先生
理学療法士 (広南病院)
【学歴】
東北医療福祉専門学校卒業後、平成9年理学療法士免許取得
東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻博士前期過程終了(障害修士)
東北大学大学院医学系研究会医科学専攻博士後期過程終了(医学博士)

【職歴】
平成9年:KKR宮城野分院
平成15年:東北文化学園大学医療福祉学部
平成17年:広南病院(現在に至る)

【資格】
神経系専門理学療法士
認定理学療法士(脳卒中)
三学会合同呼吸療法認定士 など

【教育歴】
東北大学大学院肢体不自由学分野 非常勤講師
仙台保健福祉専門学校 非常勤講師
東北保健医療専門学校 非常勤講師
郡山健康科学専門学校 非常勤講師 など

【主な著書】
高次脳機能障害に対する理学療法 文光堂 編集
脳卒中片麻痺者に対する歩行リハビリテーション Medical View 編集
極める脳卒中リハビリテーション必須スキル 株式会社gene 分担執筆
運動療法学 第2版 分光堂 分担執筆
標準理学療法学 神経理学療法学 医学書院 編集協力・分担執筆
脳卒中理学療法の理論と技術 Medical View 分担執筆 など

【賞罰】
平成20年 第43回日本理学療法学術大会 大会長賞
平成21年 第18回日本意識障害学会 会長賞
平成24年 第33回東北脳血管障害研究会 医学奨励賞(中村隆賞)
平成25年 第48回日本理学療法学術大会 最優秀賞

【その他の活動】
日本神経理学療法学会運営幹部
雑誌 理学療法学編集委員
雑誌 脳科学とリハビリテーション編集協力委員
雑誌 理学療法の歩み査読委員 など