当日の会場は土足厳禁です。各自、上履きをご持参ください。
片麻痺患者の歩行獲得戦略と実践
小松 洋介 先生 (訪問看護リハビリステーション 寄り添い屋、Bridge代表講師)
【セミナー概要】
1.なぜ歩行獲得を目指すのか?
2.片麻痺患者の抱える歩行の問題
3.歩行獲得のための介入戦略
4.実践のポイント:立位から階段昇降の獲得までの流れ

脳卒中患者のうち、運動機能が完全に回復するのは15% ー 私たちセラピストは残りの85%の患者に何ができるのかを考え、実践する必要がある。
片麻痺患者の歩行獲得において、あなたは何をもって「歩行が良くなっている」と言えるでしょうか?あなたが「良い歩行」の基準を持っていなければ、評価も効果判定もできません。そしてその患者の変化を目と手で感じ取らなければ、何が変化したかも捉えることができません。

片麻痺患者の歩行における大きな問題はエネルギー効率の悪さです。歩行時、片麻痺患者は健常人の1.7倍ものエネルギーを消費しており、それは健常者が膝を45°屈曲位にして歩くことよりもエネルギー消費が多いとされています。発症後の臥床期間や日中の活動の制限により体力そのものが低下している片麻痺患者にとって、歩行は非常に負荷の大きい課題です。転倒に対する不安に加えて、エネルギー効率の悪い歩行そのものの負担が、患者のもっと色々なことをやりたいという思いにブレーキをかけてしまっているかもしれません。

ではなぜ片麻痺患者の歩行は非効率なのでしょうか?その大きな要因は重心移動範囲の大きさです。片麻痺患者の歩行時の重心移動範囲は、健常人と比較すると上下方向では2倍、左右方向では3〜4倍も大きくなっています。
なぜ重心移動が大きくなるのか、非効率になるのか?そこには理由があります。そこを無視してただ歩行訓練を繰り返しても、多くの場合それらの問題は解決されず、現状の非効率な歩行パターンに耐えるための体力をつけるための訓練になっているのかもしれません。

今回のセミナーでは、臨床場面を通しながら、「片麻痺患者に対して、目指すべき歩行とは何か?」を一緒に考えていくセミナーにしたいと思います。歩行や動作場面の観察からどう問題点を抽出し、そして問題解決のための課題を提示していくのか?その一連のプロセスをお伝え出来たらと思います。論文ベースではなく、目の前の患者の現象を捉える、ことをポイントにして動画や実際のデモンストレーションを皆様の前で提示しながらセミナーを進めていきます。
開催日 2015年8月9日 10:00 〜 16:00 (受付開始: 9:30 )
会場 東京都
東京リハビリテーション専門学校
東京都江戸川区中央1丁目8番21号
https://goo.gl/9TJoIy
地下機能訓練室が会場となります
定員 40 名
価格 10,000 円(税込み)
ポイント 7%  ※ポイントはセミナー受講後に付与します
備考 ・当日のセミナーでは、実技を伴います。
 動きやすい服装をご準備ください。
・また、会場は机がありません。
 必要な方は、クリップボード等もご持参ください。
申込締切 2015年8月7日 15:00
小松 洋介 先生
理学療法士 (訪問看護リハビリステーション 寄り添い屋、Bridge代表講師)
あいちリハビリテーション病院を経て、現在は「訪問看護リハビリステーション 寄り添い屋」にて訪問リハビリに従事する。
また、1年目の頃よりセラピスト向けセミナー団体「Bridge」を立ち上げる。
脳と身体と心を理解し、リハビリテーションに役立てるため、講義だけでなく実際の症例の提示や実技を通じ、「患者の思いに立てるセラピスト」を増やしたいという思いのもと活動。自身も代表講師として全国を飛び回る。
受付終了しました。ありがとうございました。